その他

移動式粉体サイロ

移動式サイロは、タンクと内容物排出搬送用の空気輸送ユニットを一体化させて、移送先(サイロ設置現場)で排出用の輸送設備を設置する工事が不要にできるようにしたことで、トータルコストを削減できる設備です。
輸送設備の工事が不要になるため、工期が短い現場や、トンネル工事などのように逐次現場が移動していくような工事に大変有効であり、更に、現場作業が終了した後も移動し易く、「再利用が容易」なため、初期コストの無駄がなくなります。
また、計慮器付の移動式粉体サイロもあります。生コン製造などのように、分量を計量して使用するような場合には、計量器で計量済みの分だけを排出空気輸送することができます。これらの設備が一体化されていますので、先述のようなコストメリットが大きく得られるような現場や用途や機会は多く存在すると思います。

移動式粉体サイロ

重量 1回当り 輸送距離 時間
500kg 1バッチ 10m 50秒

※排出から輸送完了能力(ポンプ、モーター7.5kw)

移動式粉体サイロ(計量器付)

重量 1回当り 輸送距離 時間
500kg 1バッチ 10m 50秒
500kg 1バッチ 16m 60秒
500kg 1バッチ 28m 130秒

※排出から輸送完了能力(ポンプ、モーター7.5kw)

ユニット型粉黛空気輸送設備ブローパック50

特徴

主仕様

電源 AC100V~50/60Hz
本体重量 1200kg
最大輸送能力 55kg / 0.6min.(嵩比重1.0として)
標準付属品 輸送ホース 6m×5本(クイックカップリング付)
チャージユニット(ホッパー部SUS製、エア抜き、レベル計、放出弁付)
中継ボックス(チャージユニット制御用)
無線操作ボックス(チャージユニット操作用)充電器付
信号ケーブル(30m)
エアーホース(30m)
オプション ロードセル、記録計(秤量・日付・バッチカウンター)、自動投入ユニット

スケールブロー

スケールブローとは…

スケールブローとは移動サイロに輸送設備が加わったものです。
即ち計量物をより遠くへ輸送する装置です。
袋(紙)、フレコンバック等で受け入れした物を計量し、30m (標準) 先に輸送するものです。

特徴

  • 計量物をより遠くへ運搬する高圧輸送装置を備えています。(30m~50m)
  • 計量機をグランド上に設置してある為、メンテナンスは容易です。
  • 4tユニック車で移動が可能です。
  • 日、時、計量値の印字記録装置を備えています。
  • 計量槽とブロータンクを共用し装置をコンパクトにしました。
  • チャージビン(バグフィルター付)を備えています。 (ミキサーに直接投入する事も可能です。)

こんな場合にはスケールブローが最適です

  • トンネル工事
  • 土壌改良工事
  • 臨時仮設用
  • 法面吹付工事
  • 小規模プラント